
2日めはこの本を読みながら内容について解釈したり、わかりにくいことを確かめたりする時間がメインでした。英語ですが実際声に出して読んでみるという取り組みもありました。本の内容についての背景などを小野先生が実際に経験したことからお話してくださったりします。今回は稲田先生がロンドンでたくさん買ってきてくださっていて一冊分けてもらいました。
午前の授業後芦屋のBigotで各自好きなパンを買い、河原でお花見がてら昼食としました。大分からもうひとりすでにアレクサンダー講師の愛先生もこられて賑やかになりました。

河原ではなんでかアルゲリッチの話で盛り上がり、<恋多き人>として話題にことかかない感じでした。同時に天才的な音楽の才能にも。

じゃがりこカレー味とおまけのキリン(スカイツリーと)。娘さんに、ということで井桁先生から

帰ったら少々熱をだしていた娘ですが、じゃがりこで回復。<ママ何やってきたん?>と聞かれて<う~~ん。からだの使い方について勉強してきた>。
今回も収穫多かったです。稲田先生に個人レッスンを受けてきましたが、私にとっては小野先生以外の先生に初めて見てもらったことになります。やり方は違うのですがみるみる身体の意識がかわっていき、先生によってやり方が違っても一定の効果があるなと思いました。<ギター弾いてよ>と前日に言われていたので<ASuka>を弾きましたが、ずいぶん気にいってくれたようでした。佐藤さんありがとうございます(*^_^*)だいぶ思い通りに弾けるようになりましたよ。そしていくつかアドヴァイスと、ハンズオンといってその場所に関連するところの<気づき>を促す動作があるのですが、それらを受けて、それも小野先生と違っていて、でも的を得てい、楽しい経験でした。
井桁先生によるとこのお二人はエリートなんだそうで、アレクサンダーの講師が全員こんなに効果のあるレッスンをできるわけではない、とのことでした。そうすると一般の人の中には、アレクサンダーテクニークはわかりにくいし、効果もかんじられないという人がでてきて、いろいろな意味において質を落としてしまうなという危惧がかんじられました。
これらはアレクサンダー自身が当初から感じていたことらしいです。
確かにわかりくいところはありますが受け手がよいアンテナを持っていれば間違いなく効果はあります。ただ、見えない感覚なので、スピリチュアルなものと勘違いされたり、わからない、といった感想があったりで、万人にわかる答えが目に見えない、そういうところは今後このテクニークの課題かもしれません。
私としては7年間通ってみて、本番や録音で、また日常の生活、レッスンなど、計り知れない効果を感じています。