カテゴリ:アレクサンダーテクニーク( 50 )

 

実習始まりました

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しばらくブログを更新していませんでした。

近況です。

年末に50歳になりました。感無量です。天命を知る歳ですうぅぅぅ。
よく言ったもんです。

音楽でも美術でもおおよそ芸術と言われるジャンルには興味があります。
アレクサンダーテクニークを深くやることによって
芸術というものの、奥にあることに興味があったのだなと気づいた50周年です。

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正月休みに城崎に行ってきました。娘が<温泉にいって美味しいものを食べたい>というと母も<そうやねえ~>と賛同。来年は受験で余裕がないかもしれないと説得され最寄りの旅行会社へ。
あまり予備知識もなかったけどいい宿でお料理も美味しかったです。これはマリンワールドの変わった生物の写真。

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さて新年明け、アレクサンダーテクニークのトレーニングコースでは3年生の卒業前の実習が約半年かけて行われます。もう一度いうと生徒さんは4人でそれぞれ、ピアノ、ギター、ヴァイオリン、そして企業人。
各10回ずつの個人レッスンを模擬で受けてもらい、感想や疑問をフィードバックしていくというものです。
最初めちゃくちゃ緊張した~~。
今は延べ10回くらいになり、少し落ち着いて取り組めるようになってきました。

レッスンしてると自分の考えがまるで人が言っているかのようにぱらぱら出てきます。直結感がありますね。演奏でこれを狙っているわけですから、自らのトレーニングの進捗としてはなかなかいいと思います。

で、奏法の方もいろいろ探っているところなんですが、私としてはカルレバーロ奏法をベースにアレクサンダーテクニークを使って表現法を確立していきたい。

世の中広いのでいろいろな考えがあると思いますが、それを全部検証するわけにはいかないので、自分としては誠実に取り組み、自分のギターの技術と経験を逐一照合していきながらこれらをひとまとまりのものにしていくしかないわけです。全部やってたら完成するまでに死ぬでしょう。

最近の発見としては<音は左手で作る>です。
最も重要なコメントです。

アレクサンダーテクニークのトレーナーの高橋由美先生のお言葉です(彼女はヴァイオリン奏者)。

なあんだそんなことか、と思われるかも知れませんが、私の長年の疑問でもあったので、彼女の、<それは絶対よ、信じて>と熱弁する姿に打たれました。
私にとっては、但し、アレクサンダーテクニークを使って中心からくるものを指板に乗せてこそ、ですが。

世にはそんなことを考えもしないで弾いてできているという人が少ないけどいるんですね。
でも凡人はそれを意識して訓練しなければできない・・・でも意識して訓練すればできるという方に希望を見出
したいと思います。

というか大方の人はそうしないとできないということです!!!

しばらく右手の使い方をいろいろ試行錯誤してきたんですが、いまひとつ一貫性が生まれてこない。自分がこう弾きたいというアイデアをちょびっと妥協しなければいけないところがあったんですが、pの爪を、この形にしてみたら、結構いい。右手の前腕のロールを生かしながら表現できそうです。期待しています。
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by pokapokatempo | 2016-02-14 10:37 | アレクサンダーテクニーク | Comments(0)  

ナシチャンプル~でランチ!

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芦屋のスタジオ近くのインドネシア料理店でランチしました。

最初、先輩で卒業生の敦子さんと二人で、というところまで決まっていたのですが、よし先生(ロンドン校の先生で芦屋校のアシスタントディレクター)と、ひとみ先生(小野先生のことです)とメグメグと5人になり賑やかで楽しかったです。

今日は春秋社(アレクサンダーテクニーク関連の本を多く出版している出版社)のお話や、新しく独立する編集者の有能なことや、楽譜を扱ってはどうかという話、学期末のプレゼンテーションの話や、いまやっている曲の話(全員音楽家)など盛りだくさんで、充実したひとときでした。

私の食べたナシチャンプルーはココナッツの風味やエキゾチックな調味料で白いご飯が新しい食べ物に感じました。

ランチ後尼崎に移動して今度は敦子さんとお茶しました。

1月から始まる、実際に生徒さんに模擬レッスンをする実習や、その段取りや、レッスンの導入法など、いろいろアドバイスしてもらいました。

卒業してからのことや、この夏のコングレスの話などでいよいよアレクサンダーテクニークの世界が見えてきたところです。

具体的には、イギリスでは一般の人にも広くアレクサンダーテクニークの存在が知られていて、それが何のために学ばれるのか、ということは常識的な知識になってる、しかし日本はまだまだこれからで、一般の人に上手にその意義を伝えるにはどうすればよいか、などが中心でした。

一月からの4人の模擬レッスン生のみなさんは、ギター、ヴァイオリン、ピアノ、そして一般企業の役職についている人、とそれぞれの分野で活躍されている方々です。頑張ってみたいと思います。
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by pokapokatempo | 2015-12-11 20:31 | アレクサンダーテクニーク | Comments(0)  

本(実践 アレクサンダー テクニーク A Skill for Life)

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Amazonに注文していた本がきました。
9月7日に発注して、26日に着いたのでなんか遅いなと思ったら、ほんとにフランスから送ってきたことがわかり、そうなら逆にまあまあ早かったかな、と思います。

切手の貼り方が・・。

わ~い。
中古品だけど、状態はよい、で本体も1000円+くらいだったので、ヨーロッパの友達に頼んだりするよりは良かったと思います。

ああ~英語よりフランス語のほうがよほどわかりやすいです。
ペドロが書いた本だから、というのもありますが・・(アレクサンダー自身の著作は英語で難解)。



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フランス語、英語、日本語、版です。

この本を水曜のリーディングの時間に読んで、ディスカッションしています。
私は1年次もこの本だったので、2回目ということもあり、アレクサンダーテクニーク自体の原則への理解もかなり深まったので、フランス語版と並行して読んで、語句や表現も一緒に勉強していきたいなと思っています。



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著者のペドロ デ アルカンタラです。パリ在住。
チェリストでアレクサンダーテクニークの指導者でもあり、著書はズバッとわかりやすく、大変好評です。

実はこの本はしょっぱなはフランス語で出版されています。
彼自身はブラジル人で、エール大学の出身なので英語もできる。

賢い人なんでしょうね~。
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by pokapokatempo | 2015-09-27 19:06 | アレクサンダーテクニーク | Comments(0)  

卒業式

 

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7月25日、第一期生が卒業しました。

日本国内では初のSTATからの認定者二名です。

お客様やゲストティーチャーがわざわざ駆けつけ、卒業のプレゼンを各30分ほどやり、感想をのべられました。

これは芦屋スタジオの音楽ホールです。
素晴らしい響きです。

ギターもピアニシモできます。


敦子さんとは思い出の、<タイスの瞑想曲>

伴奏してて涙でてきました。

敦子さんおめでとう!!


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覚さんのプレゼンもすばらしかった。

歌はもちろん<乾杯の歌>

ブラボー覚さん。

まちがいなくいい先生です。



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プレゼンはいつものトレーニングルームで。

3年間の思いをきっちり形にしてそれぞれがそれぞれの観点で

本当によいプレゼンでした。

敦子さん、覚さん、ご卒業おめでとう!!!

3人で演奏できて本当に素晴らしい思い出でした。

アレクサンダーテクニークは音楽の演奏が必須というわけではありません。
私たち、たまたま、音楽のユニットが組めただけで、とてもラッキーでした。

新二年生は、外科医、作業療法士、ホルニスト、なので
卒業にはそれぞれの取り組みが行われるでしょう。

さて、私も8月から3年生。

いよいよ先生としての実地訓練もはじまります。

気を引き締めてがんばるぞ!

これからもよろしくお願いします(*^_^*)
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by pokapokatempo | 2015-07-26 22:49 | アレクサンダーテクニーク | Comments(0)  

モデレーション

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6ターム目と9ターム目には、モデレーションといってその時期に習得しているべきことが確かに身についているかどうか、本校である英国STATから<モデレーター>がわざわざ海を越えてやってきて観察していくことになっている。

1年に3ターム、それが3年分で9タームあることになり、3年生はこれが卒業のモデレーションになるわけで、
少しざわざわとはしたが、なかなかに充実した2時間半だった。

私は二年生で6ターム目のモデレーションを受けた。

なんかよくわからないが、要は気負いせずにいつも通り、自分の為にワークをする、ということを貫けばよいということかな。

落っこちたり、問題あり、なんていうのは聞かれなかったので3人とも無事に終えたんだと思う(週明けになんか言われたりして)。

写真はそれが終わってちょっとアクティビティをやろうという時間。緊張の後のふんわりした感じがみんなから。

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Akihikoさんは鹿児島への飛行機にのるのにぎりぎりだといって土曜日はレッスン終了5分前にしゃ~~~と出ていく。今日もそれで、結局外国の先生にわかるように書いた名札は鹿児島まで持って帰ってしまった。ので5人分。自分でいうのもなんだがよくこんなに素晴らしい役者?が6人も集まったもんだ(人格、才能とも)と感心する。

私も2年生がもうすぐ終わる。 来週はプレゼンテーション。テーマは<支える>に決めているが、内容が二転三転していつもどおり悩んでいる。
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by pokapokatempo | 2015-07-12 22:26 | アレクサンダーテクニーク | Comments(0)  

めぐめぐとランチです

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トレーニングが終わって駅に向かって歩いていると

あおみさ~~~ん

と追いかけてくるめぐめぐ。

買い物行くからそこまで一緒に行きましょう!
というのでお昼どっかで食べようか!

で話は一瞬でまとまり、このあいだ行きそびれたピザとパスタの店に行きました。

芦屋界隈はオシャレでおいしいお店がいっぱいです。
この3年で制覇しなくては!

これは パッケリ というパスタで、ソースは豚のすね肉とレンズ豆の煮込み。
面白いパスタです。ソースがめちゃ美味しくてこの日のランチはあたり。

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わ~とか言いながらピザをとるめぐめぐ。

ははは(*^_^*)

ピザは基本のタイプですが炭がついてておいしかった!!
また来よう!

エスプレッソもなかなか美味しかったです。




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だいちゃんで~す。ボーニーにだいちゃんと命名したのはひとみ先生です。

よし先生は、うん~アオミちゃんの彼氏にぴったりだね~といいます。

撮影用にピースにしてみました~。

肺を作って可愛がっています。





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これは<テーブル>。

テーブルちゃうやろ、これ整骨院にあるやつやん、と思うかもしれませんが

アレクサンダー・テクニークではこれをテーブルと呼び、

ここにライダウンというプロシージャーをしながらワークする、のをテーブルワークと呼んでいます。

色が一目ぼれ。


買い物 パートⅢ ですね。


まずは卒業するまで自分でライダウンに使います。

なんでかって・・・畳とか布団でやっていると眠くなる(修行不足)・・・・・。

ちゃんと15分くらいやると素晴らしい回復力です。建設的な休息、と呼ばれています。
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by pokapokatempo | 2015-04-18 00:11 | アレクサンダーテクニーク | Comments(0)  

amacクラスのトレニー女子会

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今週はアレクサンダーテクニークのトレーニングはお休みの週です。

かねてから一回あそぼう~と言っていたので女子三人(一応私も女子ね)ハルカスに集まりました。

私もハルカスができてからじっくり見たことがなかったので丁度良い機会でした。

わざわざハルカスを背に写真をとる場所があり、そこで撮った写真です。

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次は敦子さんリサーチのカレー屋さん。ハルカスの地下二階でburuno
というカウンターのみのお店。まずはビーフカレーから、ということで。

美味しいです。甘い目の味とコクのある辛い目の味がよいバランスで、お肉がやわらかくってたくさんのっかってる。分量は私にはちょっと多いくらいでした。

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界隈のHoopや、Q’small の店なんかをひやかして、計画通りにパンケーキのお店に。

おお~~~。

なんか美味しそうです。

これからのこと、去年の様子、トレーニングのことをいろいろ話しながら時間はあっという間に過ぎていきます。

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右めぐめぐ、左敦子さんで~す。

英国STAT公認のアレクサンダーテクニークのトレーニングコースでバーロウ系は、私たちが行っている芦屋スタジオのamacトレーニングクラスだけです(世界でも)。

そして私たち1,2,3期生、合わせて6人のトレニーが卒業すると、それ以降はトレーニングはしないと校長先生。公の仕事からは引退するそうです。

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お腹いっぱいになって店からでるといい角度にハルカス(ここはフープ)。

敦子さんはこの夏卒業。

アイルランドであるコングレスに参加して腕を磨きます。

在校生は<さびしい>のひとこと。

6人そろっているのは今年度だけになります。

人生でも濃いこの3年間。

いろいろなアレクサンダーテクニークのトレーニングをやります。

学んだことが、自分の人生にはもちろん、いろんな人の役に立ったらいいなと思います。
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by pokapokatempo | 2015-02-25 17:56 | アレクサンダーテクニーク | Comments(0)  

プレゼンなど

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芦屋スタジオ、今年のトレーニング最終日はプレゼンテーションです。
テーマは自由ですが、1年生は、<この4か月で気づいたこ>、私は<演奏する>、というテーマで。
3年生は<アレクサンダーテクニークをどう説明するか>、また<行動における同時性>、など、どの内容も素晴らしく充実していました。

私はトレーニングに入ってからいったん弾けなくなりました。自分の癖が気になるし、アレクサンダーのワークの方が優先なので両立するのが難しい(時間的な量ではなく、同時に、という意味で)。

例えばギターの演奏をするときに、ネックフリーやヘッドリード、他のダイレクション、などをパッセージを弾きながら同時にすべてを間違いなくやることは最初不可能に思えました。

いろいろな壁にぶつかり、試行錯誤し、トレーニングを受け、葛藤し、ようやく<弾けるのではないか>と思い始めました。まだできないことは多いですが、見通しがついてきました。ひとみ先生もめちゃ評価してくれました。めったにほめない先生なので、うれしいです。

難しいパッセージの前に息を吐くと、うまくいくというのは経験から知っていましたが、今回はそれをウイスパード・アーやインヒビションを多重に行使することによって確信のあるものにしていく、という光明を見ました。

これはすごい!!



敦子さんはふざけていますがこの多重使いについては同じ弦楽器のプレイヤーとして参考になったと言ってくれました。(ほかの人は声楽、ホルン、ファゴットで息を使う楽器、それから音楽以外のジャンルは整形外科医、作業療法士)



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12月生まれの3人のためとクリスマスのケーキ


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よし先生とトレニー6人です。(*^_^*)


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覚さんは新種の昆虫みたいになっていました。
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by pokapokatempo | 2014-12-28 22:45 | アレクサンダーテクニーク | Comments(0)  

ボディマッピングの感想

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まずは本の内容からじっくり読むべきですが、DVDに興味があったので先に見ました。117分ですからなかなかの大作です(ストーリーや映画のようになっているわけではありません)。

アレクサンダーテクニークを学んでいこうとするとき、まずは外してはいけないポイントをしっかり押さえてあります。シンプル、且つ重要なところはかみ砕いて、小野先生の静かな語り口で解説してあります(前半静かすぎて何回かうとうと・・)。

独特な語句はそんなに使わずに、できるだけ一般的な語彙を使用してあるのも良いです。

そして後半<ボディマップの修正><包括的な注意力>というチャプターでは、ナレーションに慣れてきた先生がまさに心底から訴えかけてくる場面(普段の先生を知っているからよくわかる)があり、おお、波に乗っている!という感があります。

この本はいいですよ。DVD付きで3000円は安いです。

本にはレッスンとレッスンの間に自分自身でできるチェック項目があり、これらは真剣にやるほど効果があると思います。
基本的にアレクサンダーのレッスンは個人レッスンで、高価です(小野先生は30分で5000円)。

でも舞台を直前に控えた音楽家や、俳優には、それでも役に立つからレッスンを受けるんです。
もちろん必要に応じて普段からレッスンを受ける人もいるし(私は今のトレーニングに入る前は6年間平均2ヵ月に一度のペースで通っていました)、このバーバラの本に書いてあるように、期間や回数をその都度決めて、<ある目標に向かって>レッスンする、というやり方もあります。営業マンやスポーツマンもいます。要するにパフォーマーということです(主婦もパフォーマーですよね)。

ただ、最も注意したいのは、たった一人ではできない(断言はしませんが99%の人が間違って理解している)ということです。必ず専門家に、たとえ頻度は少なくても指示を仰ぐ、ということです。

専門家と一緒にやってもちゃんと理解するのには時間がかかります。次の時に<前のつかいかた>に戻ってしまっている、という傾向はとても多い。私もこれでがっかりすることがよくありました。そうならないようにするためにもボディマッピングは強力な効果があります。



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この本もいいですよ。最初に出た本です。
しかしこれでは抽象的すぎる。

一生懸命興味を持って見ても<なんのこっちゃこれは!?>という感じなんです。

で、今回の新作は具体的な例がたくさんあり、お薦めです。

私はまだ修行中なのでアレクサンダーのレッスンはできませんが、内容についての解説は少しできると思いますのでよかったらギターレッスン時などににきいてください。
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by pokapokatempo | 2014-11-25 17:27 | アレクサンダーテクニーク | Comments(0)  

ボディマッピング

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新しいボディマッピングの本が春秋社から出ました.

小野先生の監訳とご本人のアナウンスもDVDに入っているので、この連休中に見たいと思います。

ボディマッピングとは文字通り<身体の地図>です。

ギターの棹に例えると、何弦の何フレットに<ミ>の音がありますね、といったことを、
見てわかる、触って分かる、見ずにも押さえられる、頭の中で場所がわかる、頭の中でその音を鳴らせる、同様にして頭の中で複数の音を響かせる・・・とまあレベルが上がるにつれ、いろいろ自由にできることが増えてくるわけですよね。

ギターは明らかに道具ですが、私たち自身の体も、まあ考えようによっては一つの道具です。

体のどこに何があり、どういう機能を持って、どう動かしているのか、ということは、私たちは意外に自覚なしにやっています。それどころか無意識に、衝動的に、習慣的に動かしていることがほとんどです。

だからといって内臓まで自由自在に動かして、例えば、<今胃の中にケーキが入っているけど、これは消化・吸収しないで排出しちゃおう>なんてことはできませんが、少なくとも骨の仕組み、筋肉の仕組みがよくわかってくると、いままでと違った体の動きが可能になってきます。注意すべきはたとえ内臓でもその<健全な>働きは正確なマッピングにともなってより健全になりうるということです(食べたケーキを食べなかったことにすることは健全ではありませんね)。

自身のボディマッピングが正確になるにつれ、

<あれ、なんでこんな無駄な動きしてるんだ?>ということがたくさんでてきます。

鏡に自分を映すと、誰しもきれいな姿勢になろうとしますが、こういった<それは正しい根拠によっているのかどうか疑問である>という心理も自分自身がコントロールできる範囲に入って来る、といった発想です。

ボディマップを考案したのは、この本の著者でもあるアメリカ人のバーバラ・コナブル氏ですが、彼女自身も長年アレクサンダーテクニークの先生をしていて、生徒にとって、テクニークの理解の手助けになるようなものが欲しかったんだと思います。まずはすでに出版されている、<音楽家なら知っておきたいからだのこと>が大変評価されて、後続のこの本が出来たのだと思います。

如何にもアメリカ人らしい合理的な方法(地図をイメージする)で、たしかにアレクサンダーテクニークの理解に役立ちます。われわれトレニーもゲストティーチャーの長井かや乃先生の授業で学んでいます。彼女は東京音大でも教鞭をとっています。

しかしアレクサンダーテクニークそのものではないので、アンドゥーヴァーと呼ばれています(発祥の土地か通りの名前だそうです)。私も最初はこのコースを指導する資格を取ろうとしていました。これは勉強と経験を積み、約1週間の集中講座と実地試験(6時間の集中コースを指導する立場として受験)で合否が決まります。しかし、小野先生に<あなたはそんなことでは収まらない、きっともっと深く勉強したくなると思う>と言われて今のアレクサンダーテクニークのコースに行っているわけです。

確かに。小野先生当たってる。

アレクサンダーテクニークの導入編(すぐ使える、または自分でレッスンの合間にやってみる一種の方法として)には、結構初心者にはいいと思います。興味があれば是非読んでみてください。アレクサンダーテクニークそのものではなく、理解の手助けになるもので、アレクサンダー氏がテクニークを考案してから約100年くらいたってから考案されたものである、ということを覚えておいてくださいね。

私はこれから内容をみま~す。

感想は後程。
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by pokapokatempo | 2014-11-23 18:38 | アレクサンダーテクニーク | Comments(0)