ボディマッピング

c0167359_1875925.jpg


新しいボディマッピングの本が春秋社から出ました.

小野先生の監訳とご本人のアナウンスもDVDに入っているので、この連休中に見たいと思います。

ボディマッピングとは文字通り<身体の地図>です。

ギターの棹に例えると、何弦の何フレットに<ミ>の音がありますね、といったことを、
見てわかる、触って分かる、見ずにも押さえられる、頭の中で場所がわかる、頭の中でその音を鳴らせる、同様にして頭の中で複数の音を響かせる・・・とまあレベルが上がるにつれ、いろいろ自由にできることが増えてくるわけですよね。

ギターは明らかに道具ですが、私たち自身の体も、まあ考えようによっては一つの道具です。

体のどこに何があり、どういう機能を持って、どう動かしているのか、ということは、私たちは意外に自覚なしにやっています。それどころか無意識に、衝動的に、習慣的に動かしていることがほとんどです。

だからといって内臓まで自由自在に動かして、例えば、<今胃の中にケーキが入っているけど、これは消化・吸収しないで排出しちゃおう>なんてことはできませんが、少なくとも骨の仕組み、筋肉の仕組みがよくわかってくると、いままでと違った体の動きが可能になってきます。注意すべきはたとえ内臓でもその<健全な>働きは正確なマッピングにともなってより健全になりうるということです(食べたケーキを食べなかったことにすることは健全ではありませんね)。

自身のボディマッピングが正確になるにつれ、

<あれ、なんでこんな無駄な動きしてるんだ?>ということがたくさんでてきます。

鏡に自分を映すと、誰しもきれいな姿勢になろうとしますが、こういった<それは正しい根拠によっているのかどうか疑問である>という心理も自分自身がコントロールできる範囲に入って来る、といった発想です。

ボディマップを考案したのは、この本の著者でもあるアメリカ人のバーバラ・コナブル氏ですが、彼女自身も長年アレクサンダーテクニークの先生をしていて、生徒にとって、テクニークの理解の手助けになるようなものが欲しかったんだと思います。まずはすでに出版されている、<音楽家なら知っておきたいからだのこと>が大変評価されて、後続のこの本が出来たのだと思います。

如何にもアメリカ人らしい合理的な方法(地図をイメージする)で、たしかにアレクサンダーテクニークの理解に役立ちます。われわれトレニーもゲストティーチャーの長井かや乃先生の授業で学んでいます。彼女は東京音大でも教鞭をとっています。

しかしアレクサンダーテクニークそのものではないので、アンドゥーヴァーと呼ばれています(発祥の土地か通りの名前だそうです)。私も最初はこのコースを指導する資格を取ろうとしていました。これは勉強と経験を積み、約1週間の集中講座と実地試験(6時間の集中コースを指導する立場として受験)で合否が決まります。しかし、小野先生に<あなたはそんなことでは収まらない、きっともっと深く勉強したくなると思う>と言われて今のアレクサンダーテクニークのコースに行っているわけです。

確かに。小野先生当たってる。

アレクサンダーテクニークの導入編(すぐ使える、または自分でレッスンの合間にやってみる一種の方法として)には、結構初心者にはいいと思います。興味があれば是非読んでみてください。アレクサンダーテクニークそのものではなく、理解の手助けになるもので、アレクサンダー氏がテクニークを考案してから約100年くらいたってから考案されたものである、ということを覚えておいてくださいね。

私はこれから内容をみま~す。

感想は後程。
[PR]

by pokapokatempo | 2014-11-23 18:38 | アレクサンダーテクニーク | Comments(0)  

<< ボディマッピングの感想 ビストロ Violet >>