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カルレバーロの講座

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2013年5月19日、守口で開催されたカルレバーロ講座に参加してきました。

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参加申し込みをしたあとで分かったのですが、講師の谷辺氏は私と同じアウセル門下でした。というわけで過去に習ったことを確認し、自分で足りなかったことや忘れかけていることなどを確認するという感じになりました。これは手のひらの真ん中にむかってまとまりをかんじるとか、響きをサウンドホールから掴み取る感じで、というイメージをお話されているところです。これは初めてききましたのでアウセルなのか、谷辺氏なのかアイデアのでどころはわかりません。

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谷辺氏は背が高くて(アウセルと同じくらい)ギターと体の比率やおさまりが、ほんとうにアウセルそっくりで懐かしかったです・・というのも変ですが、つまり音作りや弾き方がにているのでアウセルを彷彿とさせるということです。この写真では足台にさらにダイナレットを使用されていますね。
右肘のところにパッドのようなものを装着されていました。商品化するように現代ギター社と折衝中だそうです。右腕が滞りなく位置替えができるという補助具です。

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3時間もグループレッスンでどうなるかと思いましたが、講師が項目を説明したあと10名をひとまわりして各自を見て手直し、的な感じで進みましたので3時間はあっというまでした。

カルレバーロ本人からレッスンを受けているのは日本人でjは高田元太郎さんだけですので、今回のカルレバーロは<カルレバーロ→アウセル→谷辺氏>という流れをもっています。こうなると伝言ゲームではないですが、本質がどこにあるかがわかりにくくなってきますよね。これはどんなジャンルにも言えることで、伝える側は細心の注意と先見性や、事柄をかみ砕いてわかりやすく、正しく伝えていくということが必要です。ここが難しいところです。

ギターのポジション、構え方など、どうしても<型から入る>ということになりがちですが受け手の方もできるだけ本質を見抜いて行かないといけません。型から入ってもその型にはまらず柔軟なアイデアで進めていきたいものです。
by pokapokatempo | 2013-05-23 12:07 | つれづれ

ギターをこよなく愛す 倉石アオミの日々つれづれ


by Aomi