トレモロ考 6
2013年 01月 23日
写真では見えにくいですが右ももに滑り止めをおいて両手を離しています。とりあえず手や腕でどこも支えない状態をつくるようにしています。<弾くときに手や腕をギターを支えるのに使わない方がいいのではないか>という仮定において現行そうしています。
私は昨年まではエルゴプレイ(ギターレストのような補助具)を使っていましたが、今年から足台にだんだんチェンジしようと思っています。そりゃ足台使いたいですよ。なんてったって身体が自由です。ギターレストは自由に動けないので身体が硬くなる気がするし、エルゴプレイはその辺はましなんですがギターとの一体感がない。
アレクサンダーテクニーク的には(小野ひとみ先生や、アンドゥーヴァーの井桁典子先生)は足台を薦めはります。音は身体も骨も床も壁も伝っていくものだから、という考えなようです。
滑り止めをとるとつるっと下へギターが落ちていきます。これくらいの負荷なら全体のバランスは悪くないと思います。
トレモロ考というよりはギターを弾く構えについての話になりましたが、間接的には<身体が自由でないとトレモロも自由に弾けない>という発想で書いています。
姿勢についてはまだまだ書くことがありますがまずみなさんも一緒に鏡に弾く姿を映してみましょう。そのとき顔は正面を向き、眼の高さを見るようにして全体をチェックしてみてください。